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僕にとってはYMOのPVでのビデオアートの鮮烈なイメージがある、ナムジュンパイク(白南準)。彼の死後に出来た美術館、ナム・ジュン・パイクアートセンターには都合3回行っているが飽きない。毎回日本から結構人を招いてちょこちょことイベントを行ったりしていたが(京畿道という、ソウル郊外の地域が非常にアートに予算を割っている印象)、収蔵する予定の彼の作品が韓国国内に散逸しているため、集めるのに半分くらいの空間が余っているので、ワークショップやコンサートなどにあてているようすだった。確かに、僕も彼の作品を釜山でも、ソウル・サムスン美術館でも見ているので、いろんなところにあるのかもしれない。韓国系のアート施設は、全体的に結構写真にうるさくない印象。

彼の作品自体は、動画をモニターに写すものが多く、4:3の素材は多くがLDみたいなものからの再生となっていると思う。動画はHDDなどにバックアップしても成立するにせよ、まずブラウン管がなくなっていくし、すでにLDも消えていっている。今後、原型保存にはかなり難儀しそうな印象。オリジナルのまま見れるのはそう長くはないのかもしれない。行き方はこちら。(俺の昔の日記)